ホームページを作ろう!

こんにちは、会議室の管理人です!
ネットサーフィン生活をしていくと、そのうち自分でもホームページを持ってみたくなります。 ホームページを作ることは難しく感じるかもしれませんが、ちょっとだけ勉強すれば簡単に作ることが出来ます。最初から素晴らしいページなど出来るわけがありません。欲張らず、少しづつ良いものを作っていけばよいのです。自己紹介のような簡単なページから始めてみましょう!


ホームページを作る目的は何ですか?
 ホームページを作る!と考えたとき、「目的は何なのか?」「内容はどうするのか?」「見てもらう相手は誰なのか?」など、基本方針を立てましょう。
この時に、大まかなページ構成を考えましょう。あなたが作ろうとしているホームページは、完成した時には自分や友達などの範囲を超えた、全世界の人に向けて発信されます。誰が見ても、好感の持てるページづくりを考えましょう!

「うそ」や「悪口」等を書いてはいけません!
 ホームページ上に悪口や人の心をきずつけること、うそやデマなど人を困らせることを掲載してはいけません。ネット上ではお互いの信頼関係で成り立っていることを忘れないでください。適当な情報を流してしまうことで、多くの人に迷惑がかかることがあります。自分が迷惑だと思うことは相手も迷惑だと思うはずです。

「個人情報」の掲載に注意しよう!
 ホームページ上に自分や家族の氏名、住所、顔写真、電話番号等を掲載する場合は、その必要があるかどうか?良く考えましょう! 不特定多数の人がアクセスすることを考えると、公的な機関やお店などのホームページとは違い、氏名、具体的な住所や電話番号等は不要ではないでしょうか? 氏名はハンドル名(ニックネーム)を使う、具体的な住所は市区町村までで番地などは掲載しない、電話番号は掲載せず、電子メールアドレスで連絡手段を確保するといった方法をとりましょう。
また、学校などの友人のことをホームページに載せるときも、友達本人に断ることなく掲載してはいけません! 当然、友達の氏名や住所、顔写真、電話番号などの個人情報も友達本人の許可なく掲載してはいけません。友人などに大きな迷惑がかかることがあります。どうしても掲載する必要がある場合は、友達に「こういう内容で載せてもいい?」と確認してからにしましょう。できれば、そのページを公開する前に、友達に見てもらってからアップロードしましょう!

著作権について知ろう!
 本や雑誌、インターネット上の他のページなどに掲載されている絵や写真、グラフ、図、表、文章などには著作権があり、勝手にそれを自分のページに掲載することはできません。ネット上には絵や写真、プログラム等で使用することが「フリー」なものもありますが、それは、自由に利用していいだけで著作権を放棄したわけではありません。たいてい「フリー」で使えるページには、使用規定(そのページにリンクすることが条件になっていることが多い)が掲載されていますのでそれに従わなくてななりません。文章を引用する場合はその出典をきちんと明記しましょう。
漫画のキャラクターなどは、たとえ自分で模写したものでも掲載できません。著作権違反になってしまいます。どうしても掲載する必要があるときには、作者に許可をもらわなくてはいけません。場合によっては、使用料などを払うことになるかもしれません。

気をつける事柄の一部
・書籍、新聞、雑誌などの文章や記事、写真などを無断で転載することはできません
・テレビやビデオなどから取り込んだ画像や動画を無断で転載することはできません
・芸能人などの著名人の写真やキャラクターの似顔絵などの画像を無断で転載することはできません
・歌謡曲などの歌詞を転載することはできません
・他人(友人知人も含む)から来たメールを承諾なしで公開することはできません
・掲示板などのメッセージを無断で第三者や他の媒体へ転載することはできません

見てもらえるページを作ろう!
 かっこいいクールなページを作ろうとすると、どうしてもたくさんの画像を使ったり音楽が流れたりするようなものを作りたくなります。いろいろなページをネットサーフィンして、あまりにも読み込みが遅くて嫌になったり、アクセスを中断した経験があなたにもあると思います。たとえ内容は素晴らしくても読み込みに負担がかかるのでは、せっかくアクセスしてくれた人を逃してしまいます。そうならないように、ホームページ(特に最初のページ)に大きな画像を張り付けたり、小さな画像でもたくさん張り付けたり、音楽が流れるようにすることは避けましょう!どうしても大きな画像や音楽を流すときは、最初のページ(トップページ)以降からリンクするようにして「データの大きい画像があります(○○KB) ←データのサイズ」のような表示をつけましょう!ホームページは見る人の立場に立って作りましょう。

他のページへリンクするときは
 自分の「リンクのページ」などから他の人が作ったページにリンクするときは、相手のページが「リンクについての条件」を掲載していないかどうか、確認してください。
基本的には他人のホームページ(トップページ)へリンクすることは自由なのですが、そのホームページを運営する人の考え方等により、そのホームページのテーマ、話題に沿ったもののみリンクしても良い。許可を受けなくてはリンクできない。などの条件があります。
「リンクフリー」と記載されているページは、許可無くリンクしても大丈夫ですが、インターネットは「お互いの助け合い」「コミュニケーションの場」ですから、リンクすることに許可が必要でもフリーであっても「リンクさせていただきました!」というメールは送るようにしましょう。(しかし、1日のアクセス数が多いページには「いちいちリンクのメールは要らない!」というところもあります。)
自分が作ったホームページ以外へのリンクは、きちんとリンク先のページタイトル等を掲載して、他人のページと自分のページとの区別を付けなくてはいけません。リンクするときは、相手のページのトップページ(最初のページ)へのリンクが原則です。
リンク先のページは、信頼のおけるページを選びましょう。リンク先の信頼性がないと、自分のページの信頼性も失われます。

半角カタカナは使えません!
 半角カタカナを使ってしまうと、文字がきちんと表示されなくなることがあります。

写真やイラストなどの画像には
 画像を張り付けるときには、できるだけALT(代替文字列)設定をしましょう。そうすることにより、画像の読み込み前に内容がわかるばかりでなく、視覚障害の方への配慮もできます。(視覚が不自由な方は、文字を読んでくれるソフトを利用している。ALT設定をすると、その文字を読んでくれるようになり親切!)

トップページに電子メールアドレスを掲載しましょう!
 ホームページを見てくれた方からのコミュニケーションがとれるように、連絡先のアドレスを掲載しておきましょう。ページを見た感想やリンク希望のメール、質問やページ上の間違いを教えてくれたりすることなど、新しいコミュニケーションが始まります。

ホームページは定期的に更新しましょう!
 ホームページの情報は古いものでは意味がありません。新しい正確な情報はいつも新しいものにしましょう。更新を定期的に行うことで、いつもアクセスしてくれるお得意さんも出来てきます。また、更新した日付も入れるようにしましょう。各ページ内のデータが更新されたときにも、どこが更新されたのかがわかると親切です!

ホームページを作る為に必要なものは?
 ホームページを作るために、最低2つ必要なものがあります。(当然、パソコンやブラウザなどはあるものと考えますよ!)
まず最初に必要なものは、ページを作る(書く)ためのソフトです。最近ではいろいろな「ホームページ作成ソフト」が販売されています。それを使えば、比較的簡単にホームページを作ることが出来ます。しかし、そのようなものはなくても作ることが出来ます。Windowsではメモ帳、MacintoshではSimple text等のテキストファイルが作成できる標準ソフト、又はワープロソフトがあれば作ることが出来ます。
もう一つは作ったページのデータを、自分のコンピューターからプロバイダなどのホームページ用コンピューターへ送り込む「アップロード」をするためのソフトです。WindowsではWS-FTP、MacintoshではFetch等が有名です。
最低限、この二つが揃えば作れます!
ホームページを設置する場所が無い人には「ジオシティーズ ジャパン」がお薦め!メールアドレスを一つすでに持っていれば、新しいメールアドレスと共にホームページ領域がもらえます。

ホームページはHTML言語で出来ています!
 ホームページは「HTML(Hyper Text Markup Language)」という記述言語を使います。記述言語などというとすごく難しく思うかもしれませんが、身構えることはありません。「HTMLタグ」(簡単に「タグ」ということが多い)という簡単な文字列を文章中に入れて使います。HTMLタグは、<タグ>タグの影響を受ける文字など</タグ>のように使います。<タグ>は開始タグ、</タグ>は終タグと呼ばれます。中には終タグを必要としないものもあります。これらのタグは、ブラウザで見たときには表示されません。

HTMLファイルの基本的構造
 1つのHTMLファイルの基本的構造は、以下のようになります。

<HTML>
  <HEAD>
  (ヘッダの情報、ここにタイトルなどの情報が入ります。)
    <TITLE>
    (ここにタイトルが入ります。)
    </TITLE>
  </HEAD>
    <BODY>
    (ページの本文、ここがページの中身となります。)
    </BODY>
</HTML>

<HTML>から</HTML>までをコピーして、Windowsではメモ帳、MacintoshではSimple text等にペーストして保存してみてください。その時のファイル名は、test.html(又は.test.htm)として保存してみましょう。(ここにタイトルが入ります。)の部分に、自分の名前を入れてみましょう。(ページの本文、ここがページの中身となります。)の部分には、適当に文字を入れてみましょう。(タグを消さないように書き換えてね!)
書き換えが終わったら保存をして、ブラウザで見てみましょう!
どうですか? 背景などは殺風景かもしれませんが、とりあえず初めてのページが完成しました。これから先はいろいろなタグを覚えて、文字を大きくしたり、色を変えたり、画像を入れたり、リンクを作ったり・・・と少しづつ覚えていくことにより確実にページがグレードアップしていきます。おそらく、タグを覚えて実践する度に喜びを感じることと、上手くいかずに悩む日々の繰り返しになると思います。それでも、「自分のページが出来ていく」ということで試行錯誤をしながらも楽しい時間が過ごせると思います。

簡単に出来るホームページ
 簡単な仕組みがわかったところで、簡単なページを作れるホームページを紹介します。自分で本格的に作り始める前に、一度試してみてはどうかな?そこで作ったソースを元に、自分でページを作ろう!

比較的簡単にホームページを作れるページ:
簡単ホームページ (goo)

HTMLを覚えましょう!
 さあ、それでは本格的にページ制作に入りましょう。まず初めに・・・・・・ん!ここから先は、すでにたくさんの優れた「ホームページの作り方」を説明しているページがあるので、私が説明するよりもそちらを見たほうが洗練されていて参考になると思います。いくつかページを紹介しますから、そこで勉強してみてね!

HTMLを教えてくれるページ:
初めてのホームページ講座
  HTML言語を中心に教えてくれます。
1時間で作るホームページ
  ホームページ作りを優しく教えてくれます。

上手くいかなかったら?
 ホームページを制作していくと、画像の張り付けやリンク、レイアウトなど自分の思い通りにならず悩みます。そういうときは、自分がやりたいことを先に実践しているページを探し「ソース」を見て勉強すると大変参考になります。それでも解決しないときは、詳しい人にメールなどで質問しましょう。そういうときのためにも、ページ制作に詳しい知り合いをつくっておくとよいですね! そのときは、自分の状況の出来るだけすべてをきちんと伝えましょう。ただ単に「わからない!」と質問しても質問された相手は回答が出来なくて困ってしまいます。質問をする相手にあなたの状況が手に取るようにわかるように質問しましょう!




この「初心者講座」は、いろいろなインターネットのガイドライン、ルールなどを元に作成しております。ご意見・ご要望がありましたらメールでお知らせください!